楽ストリート「人生に楽をみつけよう」

健康オタクなおばさんの人生観。脳出血で倒れた旦那さんのとの生活などを書いています

今までの自分と今後の自分…

今年も残すところあとわずか。

クリスマスも終わり

スーパーの食品売り場も

お正月用のものばかりになってきた。

旦那さんのリハビリブログでも

今年を振り返ってみたが

60年近く生きてきたなかでも

怒涛の1年であった事に間違いはない。

 

18年前の今頃、シングルになり

娘2人と女3人でたくましく?

生きていこうと新しい人生を

スタートさせた。

大変な事もそれなりにあったが

両親の援助や素敵な仲間たちに

助けられながら

楽しい事もいっぱいの

それなりに充実した日々を過ごせた。

 

娘たちが大きくなるにつれ、

それまで3人でいつも一緒だった

生活がだんだんと

それぞれ個々の生活へと

変化していった。

わたしも自分の好きなことを

好きな時にできるようになった。

再婚する気はあまりなかった。

 

でも元々ひとりでご飯食べたり

するのも苦手。

どこかでいつでも隣にいてくれる

人を求めていたのかもしれない。

 

今の旦那さんと出会った頃は

山ガール(おばさん)だったわたし

山嫌いの旦那となぜ一緒になったのか?

なぜかわからないが一緒にいると 

何時間でも喋っていられた。

若い頃に前妻を亡くした旦那さんと

お互いに10年以上シングルで

子育てをしてきた

という共通点があったからかもしれない。

 

お互いに子供もいるし、熟年での再婚には

難しいこともあるとはわかっていたが

旦那さんが家族という形を重んじる

タイプであったこともあり、

わたしの娘も2人とも成人したので再婚。

 

主人の子供も一緒に生活していたし、

お互いに仕事もあったし、

あまーい新婚生活ではなかったが

毎日、一緒に晩酌して

いっぱい話しをして

休日には一緒に買い物に行く

それだけで十分だったのに

それが今年のはじめに崩された。

 

毎日、仕事行って

お風呂入って

ご飯食べて

お酒も飲めたり

そんな当たり前の事が

本当に幸せなんだと思った。

でもそれが崩れたからといって

自分が不幸だとは思いたくない。

 

と前向きな事を書いているが

なんで私が…

私が何をしたんだ…

と常に心の奥で問いかけている。

 

半年間の入院中、1日も休むことなく

病院に行き、

介護に役立て用と

初任者研修も受け

周りからは

すごいね。

大変だね。

なんて言われたりしてが

何かやっていないと

落ち込んでいく自分が

嫌なのと

病に倒れた父に

何もしてくれない

旦那の子供たちへの

意地かもしれない。

 

旦那さんのお義父さんからは

本当に感謝してる

と会うたびに言われるが

上手くコミュニケーションがとれずに

毎日のようにあたりちらしているのに…

と申し訳なくなる。

でもお義母さんの世話で

やはり大変なお義父さん。

本当はわたしたちが面倒をみなくては

いけないのに優しい言葉をかけて

もらえるだけで嬉しい。

離婚した前の旦那さんの

お義父さんからは

厳しい事ばかり言われていたので

今のお義父さんの優しい言葉は

私のエネルギーになっている事は

事実である。

 

今年は前半はほぼ家と仕事と病院

後半は在宅での介護スタート

 

上手くコミュニケーションが

とれない旦那さんに

毎日のように怒り散らしてる。

そして、その後

そんな自分に落ち込む…

仕事に行ったり

土曜日には息抜きさせて

もらってるから

まだどうにかなっていると思う。

 

どちらかと言えば言いたいこと

言えなくて、

気は優しくて

力持ち?

なあんて思っていた自分が

実は立場の弱い人間に

怒鳴り散らすような

意地悪な人間だったのでは?

と考えてしまう日々。

 

自分らしくってどんなことだろう。

常なら前向き!

なあんて思ってはいるが

実際、急に訪れた

人生の急変に

ジタバタしている。

前向きにって

色々な事始めるのは

ひとりでは辛いからかも…

実際に色々始めてみれば

色々な出会いもある。

 

ひとりでいる時間も大切だけど、

自分はやはりひとりでは

いられない。

 

優しいだけでもダメ

厳しいだけでもダメ

怒ったって

泣いたって

いいよね。

その先に少しずつ

笑いが増えていけば…

 

怒涛のような今年を振り返り

自分を考え、

見つめなおして

来年の笑顔が

増えていくようにしたい。

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