楽ストリート「人生に楽をみつけよう」

健康オタクなおばさんの人生観。脳出血で倒れた旦那さんのとの生活などを書いています

介護1年生は自問自答の日々

旦那さんが退院して2週間過ぎました。

病院にいる時とは全く違う生活です。

絶対、施設に入れない。在宅で介護するんだ!

とひとりで言い張ったわけですが、正直想像以上に大変です。

それでも義父に「本当に悪い、ありがとう」

とか言われると

毎日、イライラして怒ってるのにありがとうとか言われると

申し訳ない気持ちになります。

在宅介護されている方の本やブログを読むと自分の未熟さを痛感します。

まだまだ本当に1年生だなと思います。

①言いたいことがわからないときれかけてしまう

旦那さんは右麻痺の後遺症に加え、失語症の後遺症があります。

失語症にも色々なタイプがありますが、旦那さんの場合、相手の言っていることは

ほぼ理解できているようですが、自分から声を発することがほぼできません。

少しは声もでるようになったのですが、自分の思うようにでないのが嫌なのか

なかなか声を出してくれません。

なので自分の言いたいことは身振り手振り。

わかってあげられるときはいいのですが、わからないときは

お互いにイライラ。

相手も必死ですがあまりにも長い時間わからないとこっちも

どうにもならず、

「すごく重要なことでなければどうでもいいよ」

などどつい言ってはいけない言葉を発しきれてしまいます。

こんな時、もっと優しく言ってあげなければ。

辛いのは本人なんだ。

ときれた後には後悔するけど、また何日か後には同じことを

してしまう。

こんな自分じゃなかったのに

と自分を責めたくなるが、

そんなに我慢ばかりじゃ自分がおかしくなるよ

と思っている自分もいる。

デイケアやデイサービスに行ってくれると安心する。

今週から週4日、デイケアとデイサービスに行くようになりました。

若いので拒否するのではないか?というソーシャルワーカーさんの予想

を裏切り?

思ったよりは素直に行ってくれています(まだ2,3回ですが...)

今はまだ介護休暇中なので出かけている間は自由時間。

行ってくれるとほっとしてしまいます。

それが普通なのか?

もっと家でゆっくりさせてあげよう

と思わないといけないのか

自分に問いかけてしまいます。

③運動しなよと言いながら寝てくれるとほっとする。

リハビリ病院に入院中に比べて運動量がぐっと減り、家の中ではほぼ歩かない

旦那様に

「もっと運動しないと全然歩けなくなるよ」

ときついことを言いながら、夕飯終わるとすぐに寝てしまう旦那さん。

デイケアやデイサービスのない日は日中もやたら寝てる。

わたしがもっと声かけてリハビリさせたほうがいいのかな?

などと思いながらも寝てくれていると安心してしまう。

寝ている間に自分だけ甘いおやつを食べたりしてしまう

(その結果、介護始まって太る)

 

偉そうに自分が全部やるから在宅介護にするんだ

と言っていたがはたしてこんなでいいのだろうか?

 

今日もデイサービスの間に一人で日帰り温泉に行った。

旦那さんと時々行っていた場所だ。

でもそんなことを感じるより

久しぶりに大きなお風呂にゆっくりと入れて

マッサージまでやった。

次のデイサービスの日はどう過ごそうかと考えるのが

楽しみになってしまう。

(もうすぐ、介護休暇終わるけど)

節約しなくてはいけないのに自分だけこんなことしていいのかな?

と思いながら過ごす日々。

毎日が自問自答の日々。

 

でも正解もないことも事実。

この生活になって

これが自分の人生だ!

と素直にまだ受け入れられないことも事実。

介護1年生は悩みながら成長していきたいと思います。

そして旦那さんも少しずつでも良くなることを信じて

いきたいです。

毎日、空を見上げます。

空を見ているときは優しい気持ちになれます。

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