私が学校を卒業したての頃はまだ介護という言葉すらまだピンとこなかった。
今、超高齢社会の日本には介護という言葉が飛びかっている。
介護とは何か。そして、介護をする側とされる側で何が一番大切なのかを考えてみた。
①介護とはなにか
広辞苑には高齢者や病人などを介抱、看護すること。
と書かれているようですが、イメージとしてはご飯を食べさせてあげたり、オムツを
交換したりといったお世話をしてあげるというように思っていました。
でも先日、介護に関する説明会に出た時にただお世話をするのではなく、
その人の尊厳を大事にすることが重要だとありました。
介護とはその人の生活の手助けをし自立を促すことも大切だと知りました。
②介護する側の大切なこと
では介護する側にとって何が大切なのだろうか。
私はこれから主人の介護をすることになるのだが、正直、高齢になってからの
介護は少しづつその覚悟?もできていくのかもしれないが、突然やってきた
介護ということにまだイメージすらわいてこない。
介護ということでなくあくまでも生活するうえでの手助けと思ってやっていきたい。
先ほども書いたが尊厳を大事にするということで、決して子ども扱いすることなく
できることは自分でやるようにして甘やかさないようにしていきたい。
主人の場合、今はまだ気持ちの落ち込みが激しく前向きになれない状態だが、まだまだ
できることはいっぱいあるし、楽しむことはできるということをわかってもらうために
厳しくも優しく接していけたらいいと思う。
大切なことは相手の気持ちを思いやることであるであると思うがその気持ちが上向きに
ならないときはどうしたら上向きになるかも考えていくことも大切だろう。
心のケアも大切だが、決してケガなどをさせないように安全に行うこともとても
大切なことです。
そして介護する側の心身の健康も大切です。介護する側が具合が悪かったり、気持ちが落ち込んでいたら介護される側にも連鎖してしまいます。
③介護される側の大切なこと
介護される側にとっての大切なこととはなんだろうか。
介護される人は自分が介護をされるということで気持ちの落ち込みが激しかったり
まだまだ自分でできるのに何でと悔しかったり、情けなく思ったり、申し訳なく
思ったりしている人も多いと思います。
誰だってできれば最期まで自分の力で生きていきたいと思っているはずです。
でも介護をしてもらうということは決して恥ずかしいことでも、悪いことでもないと思います。
それを理解して自分でできることは自分でやりながら、介護してもらう人を信頼して
手助けをしてもらう。
少しでも気持ちを前向きにして楽しめることを見つけることも大切ではないでしょうか。
④まとめ
介護といってもその方の状態、年齢などによってその内容はいろいろであり
また介護する側の年齢、仕事、家族構成などによってその内容もまたいろいろである。
なのでそのぞれの介護する側、介護される側の状況にあった介護をすることが大切であり、決して双方が無理をしてはいけないと思う。
介護の現場においては過酷な仕事状況からか?時々残念な事件などもあるが、何よりも
大切なことは双方の信頼関係ではないかと思う
介護についてまだまだわからないことも多くあるので主人が退院するまでに
「介護職員初任者研修」を受講することにしました。
その内容はまた更新していきたいと思います。