楽ストリート「人生に楽をみつけよう」

健康オタクなおばさんの人生観。脳出血で倒れた旦那さんのとの生活などを書いています

リハビリ病院に転院して2ヶ月、退院後に住む家の準備をする

旦那さんが回復期リハビリテーション病院に転院して約2ヶ月、倒れてからは約3ヶ月が経ちました。

回復期リハビリテーション病院は最長で5ヶ月(状況により6ヶ月)の入院なので旦那さんが退院するのは7月終わりから8月初めになる予定です。

その後は自宅に帰るか、施設入居となるわけだが家族としては自宅に帰ってもらいたいと思っているわけで、そのために回復期リハビリテーション病院で厳しいリハビリを頑張っているのです。

しかし、旦那さんの場合には帰るにあたって色々な問題点があります

①自宅がエレベーターなしの5階である。

私たちの自宅は古い分譲マンションでエレベーターなしの5階建、しかも5階が住居です。

右半身麻痺の状態でいくらリハビリを頑張っても5階まで階段の昇降をするのはとてつもなく難しい事です。

正直、健常者であってもかなり辛い状態です。

以前より外出する機会が減ったとしてもその労力は本人も介助者にとっても相当なものだと思います。

そして何より外出する気力もなくなってしまうでしょう。

賃貸ならすぐに引っ越しを考えますが、分譲ゆえに色々問題もあります。

しかし、どう考えても無理なので残念ながら今住んでいる自宅へ戻ることは無理と判断しました。

②実家に入る

元々、もう少ししたら実家に戻り主人の両親の面倒も見る予定でした。

その前に旦那さんが倒れてしまいましたが…

倒れてすぐ実家の父に相談した時は、長男だし、もちろんいいよ。と言ってくれていたのですが、その後父も具合が悪くなり、入院。

退院したものの、以前よりは体力もなくなり少し弱気に…

母も認知症の兆しがあり、父が家の事もほとんどやっていたので、父の入院により、状況が変わってしまいました。

両親だけならなんとか生活できてもそこへ障害を持った息子が来る事に反対意見があり、実家に入ることもできなくなってしまいました。

施設をはしごさせれば良いとの意見もありましたが、まだ50代の旦那さんを施設に入れることは妻として全く考えられませんでした

③条件にあった賃貸物件を探す

自宅、実家が無理ならどこかを買う借りて新しく帰る場所をつくるしかありません。

まだ今の家のローンも残ってるのに、新しい家を買う事はもちろん無理!

自宅のローン分は今後も住みたいと言っている息子さんが、家賃として払うという事になったので、旦那さんと私の二人で住める小さめの賃貸物件を探すことにしました。

条件として、現在の家から近く、できれば1階、上層階の場合はエレベーター付。

そして、家の中も出来る限りバリアフリーである事。

今後の収入は激減するので家賃もあまり高くてないこと

既に障害者手帳などが交付されていれば、障害者優先物件などもあるのですが、まだそれができないこと。年齢が60歳未満であることで、高齢者優先物件も無理と賃貸物件を探すのも簡単ではありません。

契約する際に保証人が必要な場合が多いのですが、保証人不要、礼金、仲介料不要

で契約可能なURの賃貸物件で探せればいいのではと思い、問い合わせしました。

ネットでみて気になっていた高齢者向けのバリアフリー住宅はどういう状況であっても

60歳以上でないと無理とのこと、比較的安い家賃の物件で低層階の空きがないということでも最寄り駅徒歩1分エレベーター付きの物件を紹介してもらいました。

古い建物ではあるがリノベーションしている部屋も多く空き物兼は少ないので早く決めた方がいいとのことでした。

駅近のため家賃は予定より少し高めではあるが、利便性を考えたらそれは仕方ないかなということで何部屋か内覧させてもらいました。

最終的に決めたのはリノベーションしていて部屋にほとんど段差がなく、

お風呂場は折れ戸、部屋の入口、トイレの入り口が引き戸、風呂場に手すり付きという

好条件の部屋にしました。

部屋を探すにあたり病院のスタッフさん理想の条件をだしてくれたのですが、その条件にもかなりマッチしていました。

実は訳有り物件でベランダに耐震のための鉄筋があるので若干日当たりと視界は良くなかったり、ベランダに出にくかったりという問題があるのですが、その訳有りで家賃も少し安くなっているし、とにかく部屋のバリアフリーを考えたら「ここだ」

と直感しました。

そして部屋を契約するにあたり現在、旦那さんが休職中であることなどが気になったのですが、会社に籍があり、去年の収入が基準を満たしていれ大丈夫ということだったので少し安心しました。

逆に今後の旦那さんの状況によっていろいろな契約がしにくくなると思うので、今契約できてよかったと少し安心しました。

これから先大変なこともいっぱいあると思いますが、こんな形ではあるが念願?の夫婦二人の生活ができるのだと思い前進していかなくてはなりません。

焦らず一歩ずつ・・・

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